本格的な温泉につかって、じ〜〜〜んと温まりたいときってありますよね。一週間のお疲れモードは、土・日のうちにリフレッシュしたいものです。

オシャレっていうのじゃないけれど、週に1度くらいは自宅で温泉と決め込んで、ぽっかぽっか気分で湯上がりの一杯、ゴージャスな夜を愉しみたいよね。ゴクラク・ゴクラク・・・

濃縮温泉コンサルタント 井上宜隆(よしたか)さんの温かいおはなし

第十話 温泉にまつわる日本一(その1) 

温泉にはいろいろな資料・データーなどがたくさんある。それぞれの分野での日本一を見てみよう、きっと役に立つと思う。

* 北海道は温泉地の数が多い都道府県
北海道は、面積77,981.87平方キロメートルで本州に次いで2番目、世界では21番目に大きな島で本州とは津軽海峡で隔てられているが、青函トンネルにより繋がれている。北は宗谷海峡を隔てて樺太と向かい合い、東には千島列島が連なり、間接的にではあるがロシアと国境を隔てている。西の日本海、南東の太平洋、北東のオホーツク海と、3つの海に囲まれており、周辺には対馬暖流とその分枝である津軽暖流・宗谷暖流、及び親潮と東樺太海流が流れている。そんな大きな北海道には温泉地数251ヶ所と日本一

* 別府温泉は源泉数と湧出量が多い温泉 : 137,040KL/日
源泉数、湧出量ともに日本一(源泉数(孔)2847、湧出量137,040キロリットル/日(平成12年:環境省))。鶴見岳(1,375m)と約4km北にある伽藍岳(または硫黄山、1,045m)の二つの火山の東側に多数の温泉が湧き出ており、総称して別府八湯と呼ばれている。また、奇観を呈する温泉を回る地獄めぐりでも有名。

* 草津温泉は自噴量が多い温泉 : 毎分37,000L
草津温泉は、群馬県吾妻郡草津町にある温泉で、草津白根山から東へ流れる地下水に火山ガスが出会って生じていると考えられている。降ってから数ヶ月から数年の比較的新しい地下水が主体となっており、湧出量は直前の降水量の影響を強く受けている。また、白根山の山頂に近いほどpH値が低く、含有成分が多いという特徴がある。江戸時代の温泉番付では当時の最高位である東大関にランクされ、名実ともに日本を代表する名泉の一つである。

* 玉川温泉はpHの低い、湧出量が多い温泉、源泉口: 毎分9,000L
玉川温泉は「大噴」(おおぶけ)と呼ばれる湧出口から、pH1.2(日本で一番pHの数値が低い)の強酸性泉(酸性-含二酸化炭素・鉄 (II)・アルミニウム-塩化物泉)が毎分9,000リットル湧出する。単一の湧出口からの湧出量としては日本一を誇る。大噴の下流側には湯の花を採取する樋が設置されている。
YOSHITAKA INOUE
第十一話は「温泉にまつわる日本一(その2)」です
これまでのお話
はじめに 大地からの贈り物温泉
第一話 温泉を知ろう(温泉とは)

第二話 温泉パワーとともに(効果と方法)

第三話 ばかにできない温泉浴(注意と心得) 
第四話 治療効果のある療養泉9種類の泉質とその効能

第五話 大学教授からのメッセージ

第六話 温泉との出会い「日本で最初の濃縮温泉誕生」

第七話 伊東温泉の七福神(湯巡り)

第八話 熱海温泉は変わった(昔と今)

第九話 七湯